子どものむし歯予防【シーラント】をご存じですか
今回はお子様の為の虫歯予防について、お話したいと思います。
シーラントって何?
- シーラントは簡単に言うと歯の溝を埋める治療のことです。
- 歯医者さんで、お子さまが虫歯にならない様に歯の溝を埋めましょうと言われたことはありませんか?
- 今回は、シーラントの方法、推奨時期についてお話しします。
なぜシーラントをする必要があるの?
歯の溝は実は深く複雑な形をしていて、そこに食べかすがどんどん溜まっていきます。
歯磨きをしても、歯の溝は深く歯ブラシがとどきにくいため磨き残しができます。
磨き残した汚れはむし歯の栄養源となりむし歯になります。
このように歯の溝部分はむし歯の温床になりやすいため、溝の部分を埋めることでむし歯予防になります。
シーラントの方法
まずは歯の溝をしっかり掃除し、汚れがない状態にします。
きれいになったら、溝にむし歯菌や汚れが入らないようにプラスチックで蓋をします。
シーラントを行う時期は?
子供の歯は生えたての時はまだ成熟してない為に、とても虫歯になりやすい状態です。
したがって、生えたての永久歯、又は乳歯にシーラントを行えば虫歯予防に効果的です。
しかし、シーラントをすれば虫歯にならないわけではありません。
毎日の歯磨きもとても大事です。特に生え変わりの時期は、保護者の方がチェックしてあげて下さい。
茨木ひかり歯科クリニック 院長 伊原 勝換