今回はお子様の為の虫歯予防について、お話したいと思います。
簡単に言うと歯の溝を埋める治療のことです。
虫歯にならない様に歯の溝を埋めましょうと言われた方がおられると思いますが、今回は、実際にどのように歯の溝を埋めるのか、なぜした方が良いのか、どの時期にすると良いのかを説明します。
①歯の断面図です実はこんなに歯の溝が深いのです。
②そこに、食べかすがどんどん溜まっていきます。
③虫歯の栄養源となり虫歯が出来てしまいます。
④また、溝が深くて歯ブラシがしっかり届きません。
⑤そこで歯の溝を埋めてしまいます。
①何もしていない歯は溝の中にゴミが溜まっています。
②溝の中をしっかり掃除します。
③歯の溝に汚れがない状態にします
④そして溝に菌が入らないように、プラスチックで蓋をしてしまいます。
子供の歯は生えたての時はまだ成熟してない為に、とても虫歯になりやすい状態です。
したがって、生えたての永久歯、又は乳歯にシーラントを行えば虫歯予防に効果的です。
しかし、シーラントをすれば虫歯にならないわけではありません。
毎日の歯磨きもとても大事です。特に生え変わりの時期は、保護者の方がチェックしてあげて下さい。
ひかり歯科クリニック山手台院
歯科医師 北川 泰司