人の印象を左右する代表的な部位として歯や口元が挙げられます。
綺麗な口元を持っている人は、やはり歯が白くて美しいものです。
その様な白く美しい歯を得るための歯科治療というものも存在します。
PMTCと呼ばれる歯科衛生士による診療です。
これは、歯の表面や歯と歯茎との間についたプラーク(歯垢)及び沈着物を超音波や歯科専門のブラシなどの専門的な機器とフッ素入りの研磨ジェルとを用いて除去するものです。
中学生までの患者様には、これに加えて歯質強化のためにフッ素を塗布します。
決して歯が白くなるわけではありませんが、煙草の脂や茶渋などの色を落として元々の色に戻すことが出来ます。
PMTCは全ての治療が終わったあと、三ヶ月に一度くらいの頻度でご案内している定期健診でさせて頂きます。
次にホワイトニング(漂白)が挙げられます。
ブリーチングという言い方で耳にされた方もいらっしゃると思います。
この方法では、ご自宅にてご自身で作業を行っていただきます。
こちらで専用のマウスピースをお作り致しますので、お渡しした薬剤をそのマウスピースに流し込んで装着して頂きます。
この薬剤は、歯の着色物質のみを分解するものですので、歯やお身体全体に対する副作用や悪影響はございません。
ただ、個人差が大きく、期待したほどの効果が得られないことがあります。
また、効果は永久に続くものではありませんので、時間が経つと徐々に歯の色は戻っていきます。
歯の白い被せ物を装着する方法があります。
セラミッククラウンと言って、陶材で作られているため天然の歯と同じ様な白く美しい歯を作ることが出来ます。
これには、金属の表面に陶材を焼き付ける「陶材焼付冠(メタルボンド)」と全てセラミックで作られる「オールセラミッククラウン」との二種類があり、用途によって使い分けてご提案します。
綺麗な口元を持続するために三ヶ月に一度ぐらいで定期健診に来て頂くことをお勧めします。
ひかり歯科クリニック山手台院
院長 北川 泰司